昔の知人のマルチまがい次世代FAX商売勧誘から逃げる。

それは私が派遣社員として働いていた時でした。

派遣された店舗に偶然来店した昔の職場の先輩H子さん。

一緒に働いていた頃はそれなりに仲良しでしたが、退職してからは疎遠になってました。

「わ~エミちゃん懐かしいわ~ ここで働いてるんだね!今日は時間ないから、また来るわ。」と、その日は慌ただしく去って行きました。

 

それから一ヶ月くらい経った頃、またH子さんが来店しました。

「私ここから結構近くに住んでるんだ。よく来るんだよ。エミちゃん元気にしてた?」

会って話すのは随分久しぶりだったので、懐かしくとても懐かしく、休憩時間にあれこれ話していると・・・

またまた出ちゃいました。

 

「私、最近副業始めたんだよね」名刺

 

ああ、また・・・・  結局これか。

もう慣れたもんですけど、こっちが訪ねてきてくれたことを懐かしく嬉しく思ってれば思ってるほど、寂しいもんですね。

突然出てきた副業宣言に、どっと力が抜けて、「ああ、そうなんですか・・・」と言うのが精一杯。

テンションダダ下がり。

さっと出された名刺には『MOJI◯◯販売代理店 △△H子』と書いてあります。

何だコレ?

「えっ、何このMOJI◯◯って。」と反射的に聞いてしまいました。

すると、「FAXを使った画期的な通信網なんだ。次世代FAXっていうのかな」と意味不明の説明。

(この携帯電話やインターネットが普及した時代にFAX!?)と思いましたが、面倒なので触れないでおくと、

「今度電話していい?」と。

思わず、「え、何でですか?」と言ったらニコニコ笑顔でスルーされたので、「大丈夫です」と言うしかなく、

その日は別れました。

 

MOJICO帰宅して例の『MOJI◯◯』の事を調べてみると、予想通りの怪しいマルチ商法まがいのもので、

FAX端末を40万円くらいで購入して、(もちろんそんなにするような物ではない)自分が代理店になり、

新しい人を勧誘して、自分の下の代理店にすると、バックマージンが入るという、マルチ商法の定番です。

この勧誘をされたのが14年前。

情報はインターネットで簡単に手に入る時代に入ろうとしてたのに、FAX・・・ 無いわ・・・

 

それがわかったら、もう逃げるしか無い!何度もかかってくる電話は完全無視。

「電話ください」の留守番電話も無視。

結局、30回以上電話が来てましたが、完全にスルーして、私が引っ越して電話番号が変わって電話地獄は終了しました。

逃げ切り成功。

 

後に、H子さんはやはりいろんな人に電話をかけまくってひんしゅくを買い、会社のOG会にも顔を出せなくなりました。

それにしても、どうして夢中になってる人って、あんな誰が聞いても「ん?」と思うような事にひっかかっちゃうんでしょう。

欲に目がくらむって事でしょうか。 やだやだ。

ああ、お金。 恐ろしい恐ろしい。